今の琵琶湖に欠かせないのがミドストという武器
シャローにしろ、ミドルにしろ、ディープにしろ、魚が食ってくるタイミング以外はなかなかバイトに持ち込みにくい。
これはプレッシャーもさることながら、絶対数の減少、スクールの縮小化、基本的な行動ルートの変化など、いろいろなことが考えられる。
条件的に魚がいたら食ってるはず! それも1つの答えだが、ルアーのボリュームやスピードについてこられない個体がいるのも事実。
今回のフォローでキムケンが用意していたのが、ジグヘッドのミドスト。
使用していたワームはメガバスのスリングシャッド。
前回の旧吉オカッパリではBカスタムチャターのトレーラーとして使用していたが、スリングシャッド単体はアメリカのフィールドでスゴく釣っているアイテムの1つ。
今回は6gと少し重たいジグヘッドを使用し、中層ではなく底にゴツゴツ当てながらのスイミングで使用。
現在はあまり生産されておらず、ほぼ在庫がないらしく、アメリカのトーナメント用でメガバスにあった残りのスリングシャッドをすべてもらったというほど信頼を置くワームでもある。
フォローのジグヘッドミドストはシャローエリアの沈みモノ周りで、ある程度のルアーを投入した最後にセレクト。
中層をフワフワ泳がせる一般的なミドストではなく、スピードを意識したジグストに近いミドスト!
ジグヘッドは少し重たいため水深によっては底をガリガリ叩いて泳がせていたが、これもキムケンスタイル。
結局はルアーをスローに引きすぎてバスにガン見されたくない。
これで食わなくなる魚が多いのも、スピードにこだわっている理由!
同じスポットで、あらゆるタイプのルアーをトレースしたあとでも、シルエットや波動をより小魚系ベイトに寄せることで食ってくるバスもいる。最終の答え合せで正解に近づけるのが、スリングシャッドのミドスト