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キムケンスタイル シーズン8 キムケンスタイルvol.20「The スピードインパクト」

キムケンスタイルvol.20 「釣果安定のジグストで使うべき重さは?【スラップホッグ】」

キムケンが使うのは重たいウエイト。その理由はココにある!

キムケンといえばゴリ巻きやフルキャスト、フルコンタクト以外に、「ジグスト」がお約束。

その理由はもちろん、サーチも速くて食わせやすいから。

キムケンいわく、特に沖島南面のハードボトムエリアでは、ダウンヒルで落とし込んでいくよりも、深い側から浅い側にアップヒルであげてくる方が圧倒的に食わせやすいとのこと。

そういったテクやアプローチシフトがやりやすいのもジグストの手軽さ。

そんなジグストでキムケンが使用していた具は、キムケンとメガバスのコラボワーム「スラップホッグ」。

キムケンスタイルでもたびたび紹介しているスラップホッグは現在もテスト中で、さらなる進化を遂げている真っただ中。

ボトムの誘いにとどまらず、中層ジグストでも果敢にビッグバイトを連発させる驚異のリアクションマジック、SLAPHOGが覚醒。
米国B.A.S.S.ツアーを戦うチャレンジングなスペシャリスト、木村建太の熱い思いと知見、幾多のリアクションバイト伝説を築き上げたディープカップビーバーの開発者、伊東由樹のハイドロデザイニングが融合。圧倒的なリアクションバイトを引き出すSLAPHOGが生まれました。

出典:メガバス

フックはインフィニ#4/0。

経験が語る、オフセットのあるべき姿。
ベンドデザインとクランクデザインは、高い実績を誇るピアスフック理論を継承している。
ベンドは伸びに対する高い復元力を有し、クランクはフッキング時にワームがズレやすく、 フッキング率を高める。 更に、ストレートフックの逸品、タントラムコントロールで培った ノウハウを注入。

ギャップ幅と鈎先の向きとのバランスを煮詰める事で、魚に触れやすく、 かつ、フッキングパワーのロスが極力出ない形状を導き出した。 素材はフォグショットなどで採用しているサイバーメタルを採用する事で、 鈎先が鈍りにくく、フックの剛性を更に高めている。 RYUGIの経験の蓄積から生まれた、 究極のスタンダードオフセット。

出典:リューギ

 

リグはフットボールヘッドG2の5/8oz、または3/4ozを使用。

フットボールヘッドTGの第2世代モデル

シンカーとフックの間に接続具を介さない為、セットしたフック、ワームが安定し、スナッグレス性能が向上。
ワーム自体のアクションも安定する。 ストレートリトリーブによる、安定した中層スイミング、シェイキングを伴うミドスト系アクション、意図的なボトムスタック&ハングオフを意識したリアクション、真下へと落下するフォールを生むフットボールヘッドTGの第2世代モデル”フットボールヘッドG2″

出典:リューギ

狙いドコロはディープエリアの魚礁や沈みモノ、ミドルレンジのハードボトムハンプなどだが、共通していえるのは、ルアーを魚に見せすぎないこと。もちろん、フォールも極力見せたくない=絶対に飛距離がほしい。

これらの要因をクリアできるのが、重たいウエイトを用いたスピードを活かせるジグスト!

今やライブで魚の動きや反応も分かるが、泳がせるスピードが遅いと瞬間的にルアーを見切ってしまうのが現状。

そこで簡単にできるさらなる工夫は、フットボールヘッドG2のウエイトを重たくすること!

キムケンが5/8ozや3/4ozを好んで使う理由はココ!

ディープでもミドルでも、スピードを活かした誘いを加えるには、ルアーを浮かせにくい重量が必要。

具(トレーラー)が大きくなれば受ける抵抗も強くなるので、さらに重たいウエイトがあってもよいとのこと。

そのため、昔からフットボールヘッドG2でも1ozがほしいと熱望していたが、今後ラインナップに1ozが加わる予定となった。

同じスポットでもスピード違いでトレースすることで、違った反応が引きだせるのも、キムケン流ジグストの真骨頂!

なので、キムケンはスラップホッグのジグストの場合、ウエイト違いで2種類を必ず用意している。

この効率性を知ってしまうと重たいヘッドがほしくなるはず。

スラップホッグの奥の手

今回のロケでも実践していたが、スラップホッグのジグストはシェイクスイムだけではなくタダ巻きでも使用。

実際に、ロケ前のガイドで連発した実績もあるアプローチ。

フォールを見せないフルキャストで底まで沈めるのは同じ。

着底してからルアーを立ちあげ、あとはリーリングで巻くだけ。あとは浮きあがりすぎないヘッドウエイトは必要!

キムケンいわく、スラップホッグはロッドワークはもちろん、リーリングだけでもしっかり動くフォルムやギミックを持たせているとのこと。

水温がまだ低いタイミング、冬寄りの日はリアクションバイトを呼び込みやすいスイミングスピードは欠かせない。水中が完全に春になるまでは、見切らせないルアースピードで一気にたたみかけるべし!

 

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