果敢に攻めるための準備はラインから!
一撃必殺系のエクストラディープクランキングでビッグバスを食わせたキムケン。
あのシーン以外にも随所で投入していたコリガンブレイク800だが、超ロングキャストでかなりタイトに難所をトレースしている。
コレでないと食わない、このスピードでしか反応させられない。コレが最大の理由!
そのため、タックルは飛距離重視のセッティング。
ロッドはウルフダウンのWDC-76XH、リールは35mm径スプールのレボ5SX-L、ラインはオルトロスFCの16lbをセレクト。
絶大な飛距離を稼げるコリガンブレイク800だが、キムケンはその飛距離をさらに伸ばして潜行レンジを広げる作戦。
通常のフルキャストで、フロロ16lbを使用して水深10m前後。
なので、常にフルキャスト&ゴリ巻き。
主に沖のアイソレートストラクチャー(魚礁)をメインに攻めていたが、魚はその角なのか、エッジなのか、真上に乗っかるのか。
その時の状況変化で魚はドコに付くか分からない。
そのため、とりあえず潜らせちゃえ作戦を取ったキムケンは、常にぶっ飛ばせて潜らせることができるタックルセッティングにしていた。
ただただ、ストラクチャーをダイレクトに直撃するため、ラインに掛かる負担も大きくなる。
忘れないうちに結び変えをするのは当然のこと。
この時使用していたのは、オルトロスFCの16lb。
硬質であるが柔らかい
とどまる事を許さないOLLTOLOS[オルトロス]感性はここから研ぎ澄まされる(社)日本釣用品工業会糸径に究めて準じたマテリアル質量を持つ、単位断面強度が最高レベルのフロロカーボン原糸です。3号dia0.293mm=13.3lb+。この原糸にYGK特殊技術であるa1+加工を施し、糸径誤差が殆どなく最高強度が安定し、ナノスクラッチなどが入りにくい〝せん断強度〟をもたらし、突発的な外因性ダメージによる突然のラインブレイクへの対抗性を保持しパワーゲームを制します。更に延伸倍率と曲げ弾性率を見直し新開発テクノロジーを駆使し、最高相互到達点を意図的に設定することが可能となり、フィールドから得られた膨大な情報とYGKビッグデータをもとにトライ&エラーを敢行し、カバーやストラクチャーに対するラインの巻き付きなどを高次元で回避する直線性・張りをもたせながらリールスプール上でごわつかず躊躇なく渾身のフルキャストを決めれます。硬質であるが柔らかい、この相反性能を見事に突き抜けたのがオルトロスFCである。
出典:Y・G・K
キムケンが信頼を置くエックスブレイドのオルトロスFCは、表面が柔らかくて芯が硬い特殊な独自製法のフロロカーボンライン。
表面が弱くて傷がつきやすいのではなく、表面の柔らかい層は傷が重なるとザラついてくれる。
これが結び変えのサイン!
ハードボトムや障害物にコンタクトさせるクランクやスイムジグ、ジグストなどは季節柄、食ってくるサイズもデカい。
ラインの傷は忘れかけた頃に予期せぬトラブルも招いてしまうので、結び変えのサインが分かりやすいフロロは非常に貴重!
オルトロスFCを使うと分かるのが、表面はキズキズでもコアがしっかりしているので、カットする時に強さを感じるフロロライン。
こういう判断材料は多い方がトラブルも回避しやすくなるはず。