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奥田学 BigTheory[ビッグセオリー] シーズン3 奥田学BigTheory[ビッグセオリー] vol.7「残存組を征するビッグセオリー」

奥田学ビッグセオリーvol.7 「ウエイトで刻むレンジコントロール展開」

ミドルとシャローで切り分けたルアー選択のキーはウエイトにあり!

琵琶湖で冬の風物詩でもあるワカサギ。このワカサギに支配されたデカバスで、フィーディングで差していた居残り個体を追いながら、残存組攻略のビッグセオリーを展開した今回。

奥田はあえてディープエリアを排除し、いれば食わせやすいミドルとシャローのワカサギ残存個体に絞り込んだ。

その展開の中で、使うルアーも絞り込み、ベースとなったアプローチもリトリーブ中心にシフト。

その中で、リトリーブスピードはほとんど変えず、レンジを刻むためにひと工夫していたのが、使用ルアーのウエイトローテーション。

ウエイトローテの真意はスピードを変えずにレンジを刻むこと

朝イチや風波&ウネリの影響が少ない時間帯にチェックしたのが水深1.5ー2m前後のシャローエリア。

夜にワカサギが接岸し、ディープに戻る明け方までフィーディングしていたであろう居残り個体を狙い撃つ展開で、よりスローに誘えるスイムベイトやスイムジグが効率的にドンピシャ!

特に今からハマりやすいスイムジグは、ヘッドのウエイトのみエリアの水深に合わせて細かくローテ。

シャロー(水深1ー1.5m)ではノンウエイトのデビルスイマー6inchがメインで、1.5ー2mではスピードシャッド5inch&スピードヘッド1/4ozを使用。

ともにリトリーブスピードは同じ!

ミドルレンジの水深2.5ー4mまではスピードシャッド5inch&スピードヘッドの3/8ozで、3.5m以深はスピードヘッド1/2ozを使用。

ウエイトは細かくローテするが、リトリーブスピードは変えずにルアーの重さで泳ぐレンジだけを変えていた。

ワカサギ依存の居残り個体「残存組」を攻略するうえで外せないのがジグヘッドスイミングだが、ライトウエイトのリグだけに、わずかなウエイトの差が攻めるレンジとスイミングスピードを大きく変える。

水深2ー3mのジグヘッドスイミングでは、キョクテンの2.5g#3/0を使用。

水深3ー4.5mではキョクテンの3.5gにローテ。

浅い所で3.5gを投入することもあるが、その理由は中層よりもボトム寄りのレンジをトレースするため。

最大のキーは「スピードを変えないこと」で、釣りのリズムを大きく変えずにレンジだけを変えていく非常にベーシックな取り回し。

日照時間の短い冬シーズンは、いろいろやっているうちにアッという間にタイムリミットとなる。

特に今回、天候に見放されたが、このシーズンはよくあること。

アプローチごとのウエイトローテ詳細は別コラムでも解説!

1日やって1バイトが当たり前の季節。決められた時間内で効率よくバイトを引きだすには、釣りのリズムを変えずにすべてのレンジを素早くサーチすることこそ、釣果を高める大事なファクター!

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