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奥田学 BigTheory[ビッグセオリー] シーズン3 奥田学BigTheory[ビッグセオリー] vol.7「残存組を征するビッグセオリー」

奥田学ビッグセオリーvol.7 「シンキングPEの新たな可能性」

バスフィッシングですでに定番化したPEラインの新たなカタチ

ここ近年、特にスピニングタックルにおいて定番化しているのが、PEラインセッティング。

ひと昔、ふた昔前はリールやガイドの相性もあって、ごく一部のタックルだけ使えたセッティング。

現在はリールやガイド、ロッド、さらにはPEライン自体の進化もあって、操作性や飛距離、強度面でも大きなメリットを与えてくれるのがPEラインセッティング。

特に、軽量リグを繊細に扱うライトライン中心のスピニングタックルに関しては、このうえないアドバンテージを体感できるはず。

奥田も大昔からPEラインをバスフィッシングに導入してきたアングラー。

PEラインを組合せることによるメリットもデメリットも加味したうえで細かく使い分けている。

一般的にPEラインといえば浮力があるため、強度もあって飛距離も稼げるが、強風時は扱いにくいのが難点。

流れのあるフィールドでも水面のラインが流されやすいため、普段以上のメンディングは必要となる。

そのあたりも考慮し、奥田が数年前から導入しているのがシンキングPE。

その名の通り、比重の高い沈むPEライン。

今回のロケで試していたのは2タイプで、1つはバリバスの「スーパートラウトアドバンス ダブルクロスPE X8ライトグリーン」の0.8号。

ともにジグヘッドスイミング用タックルで使用。

往年の渓流トラウト用PEラインの決定版。
「飛距離」「強度」「感度」に優れるPE素材と「高比重」「コシの強さ」を持つエステル素材、この2つの素材を丹念に撚り合わせたものが、ダブルクロスPE。

【トラブルレス】
ダブルクロスPE特有の“コシの強さ”は、スプールからの糸離れが良く、ガイドやベールへの糸ガラミを抑制。
ラインスラックの出やすいトラウトの釣りにおいて、キャスト、リトリーブ、ピックアップという一連の所作の中でトラブルを極限まで抑えます。
渓流ベイトフィネスとの相性も◎。

【高比重】※比重:1.12
風の影響を受けにくく、水馴染みが良い。
ルアーが浮き上がりにくく、狙った層をより正確に通すことができる。

【高強度】
使用感はそのままに、従来のダブルクロスPEより約1.4〜1.6倍の強度アップを実現。

【ライトグリーン+グリーン】
視認性+カモフラージュ性を併せ持つラインカラー。

出典:バリバス

 

奥田は常にスペアスプールを持参しているため、同じロッドでも状況によってラインをPEとフロロで使い分けるが、過去のビッグセオリーロケでもスピニングPEタックルの場合はシンキングPE率が高い。

PEラインにすることで何が大きく変わるかだが、よりダイレクトな操作感になり、フッキングレスポンスなどでパワー伝達ロスがUP。

このPEラインがシンキングタイプになれば、今までデメリットだった風の影響を和らげることもできる。

強度面でアドバンテージの大きいPEラインだが、細番手のPEは根ズレや瞬間的な衝撃に対して弱い一面もあるので、硬すぎないロッドや耐摩耗性の強いフロロカーボンリーダーは必ずセットすることが前提。

奥田の場合、リーダーはフロロカーボンのアバニエギング プレミアムショックリーダー。

ワンランク上の強度を実現したエキスパート待望の進化形エギングリーダー

強度(直線・結節)を極限まで追求した、アバニエギングプレミアムリーダー。VSP製法により獲得した圧倒的なその強度は、モンスタークラスのイカとのやり取りでアドバンテージになるでしょう。

また、低伸度、硬質のフロロカーボン素材と特殊コーティング技術により、超高感度と優れた耐摩耗性を兼備。エギから伝わる情報を確実にアングラーに伝えるとともに、根ズレに対する抜群の強さを発揮します。

カラー:ナチュラル

出典:バリバス

または、高強度のスーパートラウト アドバンス ビッグトラウト ショックリーダーも使用。

最高クラスの直線強度を誇るVSPフロロ採用。
強度(直線・結節)を極限まで高めたVSP製法によるビッグトラウト専用ショックリーダー。

VSPフロロの高強度、耐摩耗性、高感度があらゆるトラウトラインとの組み合わせで圧倒的なアドバンテージを発揮。確実にビッグトラウトへ導く。

出典:バリバス

 

太い番手(16ー22Lb)では、シーバスショックリーダーも愛用。

バリバスならではのこだわり満載、シーバスショックリーダー

プレミアムフロロカーボンを採用することで、感度、強度、耐摩耗性などを最高レベルで実現。伸びの少なさは、ボトム系やキビキビ系ルアーにぴったり。

さらに新開発の薄型平行巻きスプールにより、高いクオリティも獲得したフロロ製ショックリーダーです。

出典:バリバス

 

もう一方も同じくシンキングPEライン、セフィアG5 PEの0.8号。

最大の武器は「高比重」であること。5本編構造+5色マーキング。

出典:シマノ

年々進化するロッドやリールだが、細いラインで扱った際は時としてライン強度を超えてしまいオーバーパワーに感じることもある。

操作した時やファイト時に、そのパワーや性能を最大限まで引きだせるのが、高強度のPEライン。

特に今回、奥田の新たな武器となったNEWステラのドラグやハンドリング、バンタム274M+が持つ強靭なバットパワーは、ビッグセオリー7本編を見てもらえると即戦力になる理由が伝わるはず!

PEラインが持つクセに慣れるまで時間は少々必要だが、慣れてしまうと最後、シンキングPEのトリコになる可能性は高い!

プレッシャーの影響や状況によって距離を取るアプローチが大事になっている昨今、遠距離戦でも近距離戦と変わらない操作感やアドバンテージを求めるならば、シンキングPEラインのアドバンテージは大きいといえる

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