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たまらんばい永野/南湖LOVER シーズン8 南湖LOVER vol.11「日本の夏 コイケの夏! 短日ロクマル3連発でたまらんばい」

南湖LOVER vol.11 「もう使った? コイケフルキャストとコイケフィッシュの違い【コイケフィッシュL】」

もう買えた? それとも釣った? 新たな伝説を創るコイケシリーズとは?

壮絶な釣れっぷりとなった南湖LOVER vol.11だが、その釣果を叩きだしたのが、コイケシリーズ。

ハイドアップが世に送りだすコイケシリーズ最大サイズが、コイケフルキャスト(※コイケスープレックスはスープレックスの製品&販売)。

今回はコイケフルキャストのソフトマテリアルを使用。

すると、いきなりロク越えからスタート!!

コイケフルキャストは現在、オリジナル(硬めのエラストマー)とソフトマテリアルの2モデル(写真下はともにソフトマテリアル)。

コイケフルキャストといえば、いわずと知れたアイテム。

南湖LOVERの「さよなら高比重」編で爆発的な釣果を叩きだしたブツ。

COIKE FULLCASTのリグにはルールがありません!
4/0サイズ以上のマス針(ガード無し)をセットするのが基本リグ。浮力を活かしノーシンカーでトップウォーターとして使用、ベイトタックルで吊るしも可能。ダウンショット、ジグヘッドなどにも応用可能。アングラー自身で無限にCOIKE FULLCASTの可能性を広げてください。

出典:ハイドアップ

コイケフルキャストのソフトマテリアルモデルは、2025年にリリース。

オリジナルとサイズや形状は同じだが、エラストマー素材でも硬さは別モノ。

コイケ最大サイズのフルキャストにも ソフトマテリアルが登場!!
ビッグシルエットながらソフトマテリアルが柔らかい動きでフィネスに誘う。 魚の口にも入りやすくフッキング抜群です!艶かしい動きのコイケをご堪能ください。

出典:ハイドアップ

コイケフルキャストが素材違いで2モデルあるとなると、気になるのは使い分けについて。

たまらんばいにも2モデルの使い分けを聞いてみた。

サイズや形状は同じで素材もエラストマーだが、素材の張りが違う。

単純に、ノーシンカーで使った場合、ノーマル(オリジナル)は張りがあるので受ける抵抗は大きい。

極端にいうと、水中では掌を広げたような状態で動くのが、オリジナルのコイケフルキャスト。

対してコイケフルキャストのソフトマテリアルは、軟らかく曲がるので毛が曲がりやすく、抵抗も少ない。

つまり、単体で利用した場合、折れ曲がって抵抗の少ないソフトマテリアルの方が飛距離は稼げる。

ただ、スルーダウンショットを使ったスルダンリグでは、あまり変わらないとのこと。

水中で差が出るとすれば毛の張りの強さ。濁ったら水をかき回しやすいオリジナル、弱めのアピールが必要ならソフトマテリアル、またその逆もアリかもしれない。

新発想のNEWモデル「コイケフィッシュL」

コイケシリーズの新たなモデルとして登場したのが、コイケフィッシュL。

ロケ時は偶然にもハイドアップに届いたところで、完成版を数個預かって試してみようとしていたところだった。

なので、たまらんばい的にも製品版はこの日が初投入!

リグはコイケフルキャストと同じスルーダウンショットリグのスルダンリグ。

毛が魚になった!
よりベイトフィッシュの群れを演出!まさにエサの周りに集まるベイトボール

スイミング時には魚がボールを追うように追尾。小魚がエサを取り合っているような動きを演出。
コイケの毛一本一本が魚の形になっており、目やヒレもリアルに再現。。
さらにリアルさを求める方には目玉の装着も可能(※目玉の付属はありません)
中央のボール部分にはシボ加工を施し、リアルなベイトの質感を再現。

出典:ハイドアップ

午後からはウイードエッジの攻め方をさらに細かくエグる予定だったが、開始してものの1投で驚愕の展開が待ち構えていた。

なんと60cmと62cm、さらに50cmUP連発!

釣れにくくなったといわれる&感じる琵琶湖の南湖において、間違いなく魚はいることを証明したシーン。

南湖は全域魚がいる! その中で、どういった要素にどういった魚が集まるかがキーになる。

新しいルアーやワームといえば、投げる前・使う前は不安しかない反面、ハマった時の見返りは強烈ではなかろうか? 的な期待もあったりで心底楽しみだったが、その期待はものの1投でモンスターバスという答えとして返ってきた!!

サンプルは使ったこともあるたまらんばい、製品版はこの時はじめて使ってみた。

コイケフルキャストと比べると、フックのズレがマシなのか、ウキ止めゴムでフックを固定しなくてもイケそうな面持ち(現在はセット)。

コイケフィッシュLに付いている魚型の毛(?)は重さのせいかどちらかに折れて傾いている。

そのため、今ではフックを掛ける向きもあるとかないとか。

球体と毛の付け根はかなり細くて、ブリンブリンに不規則な動きを発生。

コイケフルキャストのソフトマテリアルと同じく折れ曲がりやすいために飛距離も稼げる。

水中でも抵抗が少ないわりにしっかり動いている感覚も受ける。

この日使ってみて、コイケフルキャストの2モデルとは若干違うイメージ(アクション時の引き抵抗など)を受けたとのこと。

ただ、スルダンリグでの使用法は何も変わらず同じ。

コイケシリーズといえばこのリグ!「スルダン」セッティングをおさらい

ボトムに蔓延るリングビアウォーレイがワームやフックに絡まない。

当初はロケ中にヘビーダウンショットで試していたのが事の発端であり、その後にモリケンリグやフットボール系リグに発展。

今となっては琵琶湖の雲丹パターンともいわれているが、すべてはたまらんばい永野が発掘! それがコイケフルキャストのスルダンリグ。

フックはワッキーマスターモンスターの#4/0を使用。

昔も今もコレが一番!

モンスターバス対応、ワイドゲイプのヘビーワイヤーフック!

モンスターバスの硬い口でも確実にフックアップに持ち込む超強カフック。
ワームのホールド性重視の専用設計で、特にロングワームには不可欠なアイテム。ハイパワーカーボン素材の強度、グランポイント採用によるハリ先の鋭さと耐久性は、他の追随を許しません。

出典:バリバス

このフックに、フレキシブルな可動域を設けるべく、小型スプリットリングをアイに装着するのが、たまらんばい流。

そしてリグの母体でもあるリーダーには、スルーダウンショットリーダーを使用。

業界初!ヘビーダウンショット専用リーダー誕生!

●リングオフセットフックにワンタッチ装着できる専用リーダー。
●ヘビーダウンショットの弱点であった、糸ヨレが徹底解消されることで、スムーズにスポットヘ攻略可能。
●太めのリーダーを採用することにより、リーダーが障害物の隙間に入りにくく、根掛りが激減。
●これまでの常識では考えられない、リーダーレスダウンショットリグ感覚でダウンショットをカバーに打ち込める驚愕の新メソッドです。
●スルダン(スルーダウンショット)にもおすすめのリーダーです。

出典:バリバス

このスルダンは30cmを使用。この長さが基本!

このリーダーの優れている所は、フックもシンカーもワンタッチでセットできるところ。

リーダーもサイズ展開されているので変更できるし、フックサイズやシンカーのウエイトが瞬時に変更できるところはかなり大きい。

出典:バリバス

ウエイトはTGスリムシンカー クイックチェンジャーの7gを使用。ウエイトも7gあたりが基本。

クイックチェンジャーシリーズにスリムシンカーが登場!

【藤木淳プロ監修アイテム】
●シンカー下部に搭載したデルタ型突起が感度を増幅。
●スリムなフォルムはすり抜け性能が高く、ポイントを「点」で攻めるようなアプローチに効果的。

ボトムとコンタクトさせやすいデルタ型突起をインストール!
スルスルと障害物をすり抜けて来るので、根掛かりしやすいフィールドや
カバー撃ちでは、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

<ウィードやカバーの隙間を集中的に点で攻めるなら>
スリム型の「TGスリムシンカークイックチェンジャー」がマッチします。

<フラットやハードボトムを広く面で攻めるなら>
ティアドロップ(涙)型の「TGグレネードクイックチェンジャー」もおすすめです。

出典:バリバス

 

たまらんばいは一応、抜けたり脱落防止のため、フックセット部はプライヤーでカシめている。

コイケフルキャスト&コイケフィッシュLのフックセットについて

フックはワッキーマスターモンスターの#4/0がベストなサイズで、気にかけたいのはセット方法。

コイケフルキャストやコイケフィッシュLは真ん中の球体が大きくて弾力もあるため、フックポイントはしっかり出るようにセットするのが基本!

キャストした際や動かした時にワームがズレるとフックの掛かりシロも狭くなるため、現在はズレないような工夫を施している。

たまらんばいはウキ止めゴムを使ってワームのズレを抑えている。

コイケをアイまで通して、ウキ止めゴムを針先から通し刺ししてワームがズレないようにセットすればOK!

アタったのに掛からなかった原因がワームのズレだった。そんな不安は最初からシャットアウトしておくのがよい。

さよなら高比重編からさらに煮詰まったコイケフルキャストのリグセッティング。

基本的にはコレでOK!

基本となるスルダンリグのセッティング動画はコチラ!

使い方・動かし方は痙攣アクション!

コイケフルキャスト/コイケフィッシュLのスルダンリグ。

使い方や動かし方は「痙攣アクション」でOK。

ズル引きやシェイク巻きなど、いろいろ試してもらってもよいと思うが、リグの特性とワームの特性がより引きだせるのは痙攣アクション。

下段にロッドをかまえ、タックルは掌に乗せる程度で軽くホールド。

張ったラインを瞬間的に強く弾くように1回、2回叩いて軽く張る。

ステイは2秒ぐらいでOK。

同じリズムでそれの繰り返し。

2回叩いて2秒ステイを1セットとすれば、4~5セットやって糸フケを取り直す。

元祖痙攣アクションの生みの親、たまらんばい永野いわく、ステイしたあとにロッドで叩く前は必ず軽くテンションを掛けて張ること。

コイケシリーズのスルダンはもちろん、テキサスリグ、フリーリグなどにも応用が利くのが痙攣アクション。

痙攣アクションと同じに見える高比重ワームのボトムジャーク。

動作の違いはコチラでチェック!

 

昨年も今年も健在の雲丹パターン。

コイケフルキャストが本格的に稼動するのは夏から初冬。

特にボトムを攻める際は、ほぼ痙攣アクション一択でOK。

魚がいればすぐに反応させることができる。

そんなアプローチが、コイケのスルダンセッティング。

■Vish 南湖LOVER vol.11本編

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