ウイードエッジのドコで釣れるのか? そして、どうやって見つけるのか?
目で見える釣りと目で見えない釣り。この2つをお題として取り組んだ南湖LOVER vol.11。
ここからは目で見えない釣り=ウイードエッジ攻略法。
ウイードエッジの釣り方で大事なのは何かと聞かれると、どこで釣れるのか?というところ。
ウイードだらけの琵琶湖南湖で、ウイードエッジっていわれても…みたいな所は昔からある。というか、ありすぎる。
そのウイードエッジの中で釣れる場所をどうやって見つけているのか?
もっとも知りたいのはそこじゃないですか?
なので、このウイードエッジの釣りに関しては魚探などの装備がある人向けの説明。
そもそも南湖のウイードエッジは主にカナダモ。
東岸は木ノ浜から下物沖に向けてのラインと、西岸は四本柱沖から浜大津に向けてのライン。
この沖合のライはどこでも可能背があるとのこと。
どこでも可能性はあるが、規模としてはかなり広大。
釣れる場所は自分で探さないといけないのは当たり前。
ここからは魚探を活用しながら、ベイトフィッシュの集まり具合をはじめ、ウイードエッジの有無をサーチ。
ここでピックアップするウイードエッジ。
よいか悪いかを判断するうえで注意したいのは、クボミや出っ張り。
ウイードの切れめに該当するワケだが、中でも理想なのが高さがあって壁になっているエッジ部。
この壁状のエッジに追い込ませてバイトさせるイメージ。
これがウイードエッジ攻略の基本!
真夏で高水温の南湖だが、魚は全域にいる!
ロケ時は灼熱目前の高水温で放流量は15トン。
今年も昨年も高気温が続いて水温も高いままを維持。
気温は少しマシになった分、水温も少し下がったが、台風による雨の恩恵もないまま減水傾向なのは同じ。
高気温で高水温だった今夏を振り返ったところ、たまらんばい的な答えは「全域にいる」。
特に南湖は釣れないだけ食わないだけで、狙いドコロさえ絞り込んでベストなタイミングに入ればバイトは引きだせる=魚はいるという答え。
その中でも、ウイードエッジはもちろん、ウイードエッジの中の変化を見抜くことが大事。
南湖南エリアのウイードエッジに向かったが、ココで投入したのはコイケフルキャスト・ソフトマテリアルのスルダンリグ(30cm・7g)。
たまらんばい永野のウイードエッジ攻略。
基本はウイードエッジに対して壁になっている所を狙う。
壁状になったウイードエッジは、ウイードがある(壁の)方からウイードのない方に投げる。
ルアーやリグはウイードのない方からウイードのある方に引いてくるのが基本!
ロケ時に釣っていた柳ケ崎沖のウイードエッジ。
ライブスコープで映してみるとこんな感じ。
ボートから30m先を映しているが、ボートは左端で、ウイードが生えている所。
そこから右側のウイードがない方にキャストし。ボトムまで沈めてウイードの壁に向かって痙攣アクションで引いてくる。
ちなみに、南湖のウイードエッジでウイードがない所といえば、通称・ごはんですよこと、リングビアウォーレイが山盛りある。
底を引いてくるとリングビアウォーレイがルアーやフックに引っかかってくるため、浮くワーム=コイケシリーズのヘビーダウンショットリグでシンカーだけ底に当てて引いてくる。
まさに理にかなったリグセレクトといえる。
こういったエリアにやってきた時は、投げてみれば分かる!
この時も同じく、キャストして引いてくると、答えは即、トンコツバイトとして返ってきた!!
いきなり文句ナシの答えは63cm。
これが、たまらんばい永野のウイードエッジ攻略!
今度は魚探を使って分かりやすく解説
午前中はイメージを中心にウイードエッジを釣ってみたが、午後からはウイードエッジの中で釣れる場所の探し方と、釣れる場所の例を魚探に映して解説してみた。
場所は柳ケ崎沖。岸側はウイードで沖に向けてウイードがない状態。
まさにウイードエッジの真上を通っているワケだが、狙いドコロはどこでもよいワケじゃない。
ウイードがある方は延々とウイードが映っているワケだが、この中で見落としてはいけない変化がある。
ウイードのエッジが大きく張りだしたり、ワンド状にクボんだりするが、ココが釣れる場所になる。
今回は魚もモロに映っていたが、こういった所こそウイードエッジの狙いドコロ!
このあとすぐにリグ投入。
使っていたのは、この日初投入のコイケフィッシュLのスルダンリグ(30cm・7g)
ウイードのある方からウイードのない方にキャストして、ない方からある方(ウイードの壁)に痙攣アクションで引いてくる。
魚がいればすぐに答えの出やすいアプローチだが、食ってくるサイズもデカい!!
まさしくズバシなアプローチ&フッキング。
的確に捕らえたビッグバイトは、またもやロクマル!!
帰りの道中が怖いほどデカバスラッシュに突入!
魚はいるが、どこをしっかり的確に攻めるか。攻めドコロを見抜く鋭さこそ、永野総一朗のウイードエッジ攻略。
初モノは強いというが、魚がいなければ話にならない。
そんな初モノ・コイケフィッシュLも丸呑み! これは正解の時の食い方でしかない。
さらに答え合せは続く。
ウイードエッジの変化を的確に捕らえたたまらんばい。
コイケフィッシュLのスルダンリグ、痙攣アクションの炸裂が止まらない!
アタリ方は複数あり、トンコツ、トンカツ、トンスカなど。
詳しくは、たまらんばいガイドで味わってみてください!
このウイードエッジ攻略で、午前中に63cmと55cmクラス、午後からは60cm、62cm、50cmUP、45cmUP。