一般的に知られたワンドが14個とクリーク2カ所が存在
城北(しろきた)エリアといえば、大小様々な規模のワンドが並ぶ城北ワンド(1-14番)と、下流寄りにある毛馬(けま)クリークがある。

季節や水位などによってもちろん良し悪しはあるが、昔からの実績場も多い。
今回は納得いくサイズを見つけるまで恐ろしいほどのランガンを予定していたため、ミハラが知る城北エリアのすべてをランガンついでに紹介してもらった。
まずは城北ワンド
本流沿いに隣接するワンド群で、城北エリアの上流側から順番に、1から14までのワンドが続く城北ワンド。

下流の水門による水位調整や琵琶湖の放流による河川の増減水などで魚の動きやポジションに変化が生まれやすいフィールド。
基本的には減水傾向で浅いワンドから魚は本流に抜けやすく、増水すればワンドに入ってくる。

ちなみに、ワンド内の魚は回遊傾向で、条件がよい場所に差し掛かるとフィーディングする傾向が強い。
よって、各ワンドのシチュエーションを加味しながら、捕食行動する時に、エサを食う場所(=流れや地形などによる変化)を狙うことが大事!

1番と2番は割愛するが、ここでは人気も実績も高い3番ワンドから9番までを紹介。
3番は閉鎖されているがデカバス実績大!
ミハラいわく、3番は閉鎖されたワンドだが、昔からデカい個体がいることでも有名。
過去の大水(大増水)で入ってきた魚が多かったのでは? と考えている。

ワンドの中央部にハンプがあり、そのあたりのボトム攻めで釣れるイメージが強いそう。
独立したワンドのため魚は抜けにくく、春シーズンの超実績場!
4番は水位と流れが分かりやすい
4番は3番とつながっているが、水位が高い時は石積みで仕切られている。

そこそこ水深のあるワンドで、ここも春から初夏までの実績場! プレッシャーこそ高いが、岸沿いに思わぬデカバスがクルーズしていることも多々ある場所。

3番と4番の間にある石積みで水位変化と流れの有無が分かりやすい。
5番は本流とつながるワンド
5番は本流側と水路でつながるワンド。

ワンドの本流側に水路状になった場所がある。
ここは低水位時こそ非常に浅いものの、水が多い時や水が動く時間は確実に魚の通り道になる。

特に増水傾向の時に本流から魚が入ってくる進入口になる。

水位が上昇するタイミングは水路自体もチェックしたいが、水深は激浅のためプレッシャー度合いは異常に高い。
規模はそこそこあるが、アングラーも多いので、ここぞというタイミングに狙い撃つべし。
菅原城北大橋下の6-9番はこんな感じ
菅原城北大橋をくぐって、6番から9番は閉鎖された独立ワンド群。

ミハラいわく、何年か前に工事で水を抜いたため絶対数は少なくなったそうだが、未だに魚っ気はそこそこ。

8番と9番は過去の大増水で魚影は少しながら戻ったとのこと。

ハイシーズン中は3ー8番だけでも人だらけでスゴいことになっているのが城北ワンド。
さらに下流寄りの10番からは次のコラムでガッツリ紹介!











