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三原節 シーズン3 三原節[みはらぶし]其の漆(vol.7)「アフターデカバス探しin淀川」

三原節[みはらぶし] 其の漆(vol.7)「淀川メジャー場[城北エリア]完全ガイド(2/2)」

下流寄りの10番ワンドは流れがリンクしやすい

ミハラが本命としていたのが10番からのワンド。

その理由は「流れ」が起きやすく、魚の動きも流入も多いため。

となりの11番とシャローでつながったワンドで、普段や減水時はギリギリ歩いて渡れるが、かなり増水すれば完全につながる。

本流の増水をはじめ、午前中に通過する浚渫作業船の引き波もそこそこダイレクトに受けやすい場所。

午前10時頃に通過する船団の引き波は水の動きと濁りも伴うので、早い段階で環境変化も起こる場所の1つ。

今回のターニング場は11番

ミハラが本命と考えていたのが11番ワンド。

その大きな理由が「流れ」にある。

本流とダイレクトにつながる11番は流れと濁りも入りやすく、エサとなるベイトやバスも出入りしやすい場所。

特に本流に面した場所はテトラがあり、魚の通過点。この日も幾度かバスもベイトも通過していくシーンに遭遇。

奥には石積みやワンド状の地形もあり、魚をストックしやすいのが最大の特徴!

サイトもしやすく、とにかくミハラ好みのワンドであることに間違いない!!

12ー13番はほとんど本流の一部

昔はしっかりとしたワンドだったのが12番と13番。

過去の大増水や大水でワンド自体が削り取られ、現在の13番(オレンジのオイルフェンスが目印)はほぼ本流の地形変化というイメージ。

魚はもちろん流入しやすいが、留めておける要素が少なく、魚が入ってきてもでていきやすい場所。

ただ、本流の流れが強くなればヨレも発生しやすいため、環境変化が起こった時はチェックしたい。

減水した時はワンド自体が浅くなって水深のある場所に魚が留まるため、意外と浅い側に(岸に向かって)エサを追い込んでフィーディングすることもある。

増水傾向の時にデカバスが入ってきたのは12番のシャロー(11番沿い)で、バゼルでデカバスとのニアミスがあったのは12番の先端。

増水時は14番

本流に面した14番は少々奥まった地形のワンド。

本流が荒れると流れも発生しやすく、陸地側にある名もなきワンドとパイプでつながった部分がある。

ミハラはこの場所で水の動きをチェックすることが多く、水は本流から入ってきているのか、それとも本流側に引っぱられているのかを判断。

大きく水が動いている時はどちらかに魚が溜まるようで、状況を見るにもよい場所。

本流とつながっているためか、普段は意外とクリア水質でエサっ気も多い。

基本的には止水のワンドが多くなるが、こういった本流と直接つながるワンドも存在するのが城北ワンド。

必ず釣れる場所があるほど甘くないが、ワンド内は回遊していることと、増水などで本流から差してくることは頭に入れておくべし。

特にこれからは流れに差してくる個体狙いがもっとも効率もよい!!

城北エリアの人気場所が毛馬クリーク

城北のワンド群を超えると、河川敷沿いにワンドではなくクリークがある。これが通称・毛馬クリーク。

下流側で本流とつながってはいるが、ほぼワンドと同じ環境。

片面は護岸、片面はブッシュが続きスゴく釣れそうだが、よさげな雰囲気とはウラハラにあまり釣れないことでも有名。

波や濁りがなく魚を確認しやすい状況であればハングや障害物などをサイトでチェックしながら魚を探していく方が効率的にオススメ。

ロケ時は途中で見かけたビッグサイズをロックオン!

魚の反応を見ながら先撃ちし、追いかけ続けてラストはRSでルアーの存在を気づかせることでバイトに持ち込むことに成功!!

さらに歩いて桜ノ宮高校あたりにくると逆ワンド状になったクリークもある。

上流からでも下流からでも、ここはとにかく遠い! クリーク自体は季節がら水質がよくない可能性もある。

ワンドの居付きや居残りは難易度も高いが、本流から入ってきた個体は意外と簡単に食ってくる傾向が強いので、体力に自信のある人はゼヒ!

規模は知れているが、水の出入りが多ければ触っておいてもよいイメージ。

春前などにビッグサイズがでることでも知られている場所でもある。

今回は大阪工業大学周辺のパーキングに車を停め、上流のワンドから下流のクリークまで、可能性を感じた場所や見ておきたい場所、入り直しを含め、釣りをしながらとはいえ情報収集も兼ねてフルマラソン以上の距離を歩き続けた。それぞれの場所に特長があるため、季節や状況、釣り方などに合った場所選びを!

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