初代のストラクチャーと何が違うのか?
ノリーズのロッド「ロードランナー」シリーズで、ワーミングセッティングのシリーズがロードランナーストラクチャー。2019年、このストラクチャーシリーズを現代の日本のフィールドに合わせてさらに進化。
日本ならではのプレッシャーに合わせてさらに細分化、繊細化したのが、ロードランナーストラクチャーNXS(エヌエックスエス)シリーズ。
まずは、たくみが特に多用しているモデルを細かく紹介してもらった。
ベイトとスピニング合わせて全14機種がラインナップ予定
初代のストラクチャーはFt(フィネスティップ)モデルと位置づけされる機種もあったが、今回はさらに繊細なアプローチを可能にするため短めのカーボンソリッドを搭載したソリッドティップモデルをラインナップ。
スピニングタックルで扱うようなライトリグもソツなくこなせるベイトフィネスモデルが、STN660M-St。
今回のロケでも中核をなす、たくみお気に入りのベイトフィネスロッド。コティーサンのネコリグをはじめ、ダウンショットやスモラバまで操作できるモデル。
さらに、カバー絡みでのベイトフィネスアプローチに対応し、少し重ためのライトリグ(サンカクティーサンの5gテキサスやライトテキサス系)も扱えるのがSTN670MH-St。繊細に食わせて掛けて引きずりだせるこのモデルは、今季のアメリカトーナメントシーンでかなり使い込んだロッド。
チェリーリグやテキサスリグなどで、さらに繊細なカバー撃ちを可能にするSTN6100H-Stもラインナップ。操作性をさらに研ぎ澄まし、さらに繊細に食わせるワーミングスペックソリッドティップモデルとして登場。
アプローチに特化したシリーズだけに面白い機種も!!
ヘビキャロに特化したSTN700Hは、フロップギルのネコやラバジのカバー撃ちなども扱いやすく、たくみがオカッパリヘビキャロでメインに使っている機種。
さらに初代ストラクチャーで名竿と呼ばれている6100MHは、ガイドセッティングやグリップレングスの見直しで新たなバランスに組み直して現代版にブラッシュアップ。使用感をさらに研ぎ澄まして生まれ変わる。
フィネススピニングモデルも一新!
スピニングモデルで代表的なSTN610LLSは、食わせて掛けるために特化したフィネススピニングロッド。掛けてからも安心感のある使用感。